大家好!みなさんこんにちは!
秋の行楽シーズン、遠出したくなる季節になってきましたね。九份は台北中心部からサクッと行ける行楽地のひとつで多くの日本人観光客から愛されていますよね。
そんな九份は日本人観光客からのイメージで九份と言えば、「千と千尋のところ!」と言う方が多いと思います。
事実、インスタストーリーでのアンケートでもその様な結果となりました。
では、見ていきましょう!
【「千と千尋の神隠しの風景は九份をモデルにした」のアンケート結果👇】
という結果に!
やはり多くの方が九份は千と千尋の神隠しのモデル地となったと認識している様です。
一方で、約30%の方は否定しています。
では、実際のところはどうなのでしょうか?
自身の経験や、色々な参考資料を見ながら考察していきたいと思います。
【「九份」は、「千と千尋の神隠しのモデル」にされたのか?】
九份で観光客が必ず写真を撮るスポットで有名なのは、やはり阿妹茶樓さんかと。
お店の外観は日本人観光客からすると、「千と千尋だ!」、その他の国の観光客からすれば、また違った解釈で楽しんでいるのだと思います。上の画像にもある様に阿妹茶樓の前の階段はいつも大勢の人で大混雑。
あと、ここにたどり着くまでの一般的なルートに当たり、商店街が並ぶ九份老街では、臭豆腐、芋圓、お土産屋さんなどなど、たくさんのお店で賑わっていますよね!(個人的にはあの狭い場所でニオイの激しい臭豆腐を販売するのは結構ハードだな、と思います(笑))
そんな九份が千と千尋の神隠しのモデルとなったというお話を完全に否定する動画を発見したので、みなさんにシェアしたいと思います。
【「九份」が「千と千尋の神隠しのモデル」であることを完全否定】
動画出所:TVBS NEWS
動画は台湾の大手テレビ局のTVBSが報じたもので、2013年9月4日にアップされた模様。情報としてはかなり前のものにはなりますが、宮崎駿さんが初めて台湾のテレビ局のインタビューに応じた貴重な?映像を見ることが可能です。
で、真相は・・・
動画の3分20秒あたりからの内容では、
ナレーション日本語訳:「これまでずっと千と千尋の神隠しの風景の参考となった場所は台湾の九份と言われています。ですが、彼(宮崎駿さん)は、低調に否認。」
インタビュアー:「台湾の~どこかからってことはないですよね?」
宮崎駿さん:「えぇ、違います。」
ということで、はいっ、秒で否定されましたね(笑)
これって九份が千と千尋の神隠しのモデルとなった場所と信じている方にとっては衝撃影像かもしれません(笑)
私が台湾現地で聞いたのは、「九份はもともと九世帯おうちがあって、九份の人々の生活のために毎回市街地から生活物資が九世帯分届けられたから九份って言うんだ。」です。
なので、正直個人的にはこちらが真実なのかな、と思っています。
逆に、以前、九份を訪れた際にタピオカミルクティーがどこかで販売されているみたいでしたが、そのカップ容器に、確か、カオナシのイラストがプリントされていてびっくりしました。
絶対これ、ライセンス許可、著作権問題クリアしてないよな。と。
もし本当に九份でその様な商品が販売されていたのであれば、これは正直かなりがっかり。完全に便乗商法というか・・・汗汗
ということで、いかがでしたでしょうか?
この動画が正しい情報とするならば、(宮崎駿さんが直々に否認しているのでほぼ100%真実だと思いますが(笑))がっかりする方もいらっしゃるかもしれませんが、改めて思うのは、「正しい情報を認識して、その地域の本当の魅力を味わえる様になれれば」と考えています。
次回九份を訪れる機会があったら、是非九份の本当のストーリーとはどんなものなのか?その真実に触れてみてくださいね。きっと新たな発見があると思います。
では、今回はここまで!下次見~!