世界からコロナウィルス感染者対策で成功していると多くのメディアで称賛されている台湾が、約1週間ほど前から急転直下感染者拡大し始めました。
台湾のニュースによると、きっかけは台湾の航空会社のパイロットが任務を終えて指定された施設にて隔離(パイロット等は特例で3日間)。ところが、その後コロナウィルスに感染していたことが判明。市中感染のきっかけになった可能性が。
政府は濃厚接触者などを追跡し、何とか感染経路を突き止めようとするさなか、多くの日本人観光客のみなさんも訪れる龍山寺がある萬華區にある接待を伴うお店でクラスターが発生。
つい先日までは完全にといって良いほど本土の感染者数ほぼない状態が続いていたのですが、ここ数日で一気に毎日数百人規模の感染確認状況となっています。
そんな状況を受けて台湾の中央感染症指揮センターは19日、28日まで新型コロナウィルスの警戒レベルを「第3級」(最高第4級)の対象を台湾全域に拡大すると発表。
14日内平均で1日あたり100人以上の感染者数かつ半分以上が感染経路不明となった場合は警戒レベル最高の第4級となる様です。台湾がロックダウンしてしまうのか?緊張状態が続いています。
台湾は世界の中でも対策が成功しているとされていますが、ワクチン確保については満足のいく状況ではなく、政府が対策を加速させています。
何とかこの局面を乗り越えてほしい!そう願っています。
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